忍者ブログ
07年から今まで好き勝手に書いてきているブログです。消したい記事もたくさんありますが、文章の拙さ含めてお楽しみください。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ランキングのバナーへのクリック どうか1つお願いいたします ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
人気ブログランキングへ

動画サイトにラスタとんねるずの動画が上がっており、当時の政治を皮肉った歌などがあり、それが面白かったなぁと。今でも政治を皮肉ることはありますが、それは権力者側へのものではなく、どちらかといえば特定の政党に対するものがメインになっております。むしろ権力者側を風刺したら逆にそれが風刺の対象になることもしばしば。それでは面白くもなんともありません。声の大きい人の言葉ばかりが一人歩きし、あの人はすばらしいと評価が上がる。実際何をしたわけでもなく、ただただ勇ましいことを言えばいい。そんな番組が評価を上げ、スポンサー的にそれはいかんだろという事柄をあえて取り上げるような番組は何らかの理由をつけて終わらせてしまう。なんとも悲しいですし、何度も言うことですが面白くないんですね。

何も政治のことだけではありません。権力というのは、小さなものから大きなものまで動かす力だヤンマーディーゼルみたいなものです。これが言いたかっただけなのですいません。例えばバイト先の店長、その上のエリアマネージャーなんてのも権力側の人間です。そして会社レベルになれば権力のトップは社長や会長、もしくはその奥さん、愛人。まぁどこにでも権力は転がっていて、バカがこれを手にした時、周りは大変不幸になります。そのバカを風刺で笑いにする。これが本来の姿です。バカではなかった人も権力を手にした瞬間、バカになってしまうことがよくあります。なので、毎日どこかでバカになってしまった人間はボコボコ出てきます。確かに権力を使うというのはバカにならないと大変で、すぐに疲弊してしまいますから、可愛そうではあるのですが、致し方ありません。

私は中学時代からよく教師への皮肉を口にしていました。ストレートに言うと問題になりますから、婉曲にかつ分かる人には分かる言葉で言ってました。ウケはいいですが、それでは他の人を楽しませるだけなので実際に本人を目の前に言うこともあります。言ったってしょうがないんですが、他人をターゲットにして一致団結するようなことは嫌いだったので、それとは違うんだよということで言ってましたな。そりゃ先生からは嫌われてましたが、仲良くする相手ではないのでね。中にはどんどん言ってくれという変な教師もいました。前にも書いたと思いますが、中学時代の最後で委員会の統合に真っ向から反対し、だったらただでさえ余ってる教師を切れよみたいなことを言った時に、帰りの会などであれくらい言えるようになれと多くの先生が生徒に言ったそうです。カチンと来なかったということは的外れだったということです。まぁその中学校も近くの中学と統合されましたけどね。皮肉なもんです。

自分は本当に性格が悪いなと思います。今回のAKB総選挙で、さしこ支配人が1位になりましたが、世間はそれを求めてなかったはずで、俺は帰るぞと途中退場したり、急にこれはお祭りだと言いだしたり、狼狽のあまりわけのわからんことを言ってテリー伊藤に怖い顔をさせたとある漫画家がいるなど、いかにこの結果が不満だったかを語る人は多いです。自分はその苦虫をかみつぶす姿を見てうれしく感じます。支配人さんは中学時代から無視されるなどして不登校になったことがあります。そして、AKBに入ってからも何かと不遇な思いをし、それを自虐にしのし上がるも男関係で菅原道真のように九州へ左遷させられ、そこから復活しました。彼女は決して権力側の人間ではありません。権力側に遊ばれた人間です。その人間が権力者たちが意としない結果を出せたというのは、大変面白くきわめて愉快です。

自分は偉くなるつもりもないですし、誰かに媚を売ることもしません。言いたいことは言うし、腹が立ったら縁が切れることを覚悟でケンカを売ります。そういう信条なんですが、なかなか思う通りにはなりません。なぜか。それは人より面白がってしまうからです。理不尽なことがあったら普通怒りますが、自分はそれをネタにして笑いにします。うまくできてるなぁと思いますが、絶縁覚悟のケンカなんてよほどなもので、たいていは面白がります。自分を嫌いだと言ってくれればくれるほどありがたいなと思います。そいつの目に自分という人間が写りこみ、そいつの意としないことをしていたから嫌う。こういうことを書いてるから色んな人に怒られるのだと思いますが、人の顔色で生きていくのは疲れます。そんな社会から一歩引いて生きることを選んだので、まぁ少しは考えてものを言いますが、本音しか言いません。主張するものは主張するし、ダメだとわかれば諦める。それが一番楽なことに気付きました。罵りたければ罵っていただいて結構。こんな人はそりゃ世間から嫌われますわ。

拍手[0回]

PR
ランキングのバナーへのクリック どうか1つお願いいたします ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
人気ブログランキングへ

体罰は必要か必要でないか。この問いは必ず議論が白熱し、そして平行線をたどります。個人の見解として、指導者が考える理想を共有するためにどうしても必要なことであればしてもかまわないと思います。その理想が独善的であればやってはいかんし、当然ただの感情だけならば普通の暴力です。殴られて気づくこともあります。自分は間違っていたと。ゆえに一律的に体罰はダメというのは違うように感じます。一方で、考えを共有するという行為をどれだけの指導者が行っているか。正直皆無に近いと思います。こうなりたい、こうなってほしいは誰にでもあります。では、そのためにあなたは何をしましたかと。その体罰が考えの共有においてどう寄与しますか。どのような効果がありましたか。そう質問を投げかけたら、おそらく多くの人が逆ギレします。逆ギレするというのはその程度の指導者なんです。その程度の指導者が教育と称して人を殴る。申し訳ないですが、こんなアホに教えられたくはありません。

人を育てるどうこうにも言えて、私は店舗責任者としてお店を任された時、問題点の共有と新人の育成度合いの把握を全員がわかってる状態にさせてました。ノートがありまして、そこにこういうことがあった、こういう失敗をしたというのを書かせてました。頭をどれだけ下げたかわかりませんが、面倒なことさせてすいませんねといつもいつも言ってました。そうなると、向かう方向が1つになるんですね。この人はこういう思考なんだ、こういう考え方なんだというのもわかりました。それがわかれば頼み方も育て方も変わります。そのことをまだ20代半ばですが、なんとかわかったつもりでいます。でも、指導者の最大の仕事は責任をとること。それもよくわかってます。同じ空をみんなで見る。これがいかに大切か。

上に立つ人間は努力もせず、下の人間を批判します。結局はなんの自覚もないし、自分でここまで来た自負が邪魔してるんですね。AKBを見てそれを本当に思います。研究生はおそらく選抜メンバーと同じ空を見てませんし、チームメンバーですら見えていないと思います。そんな相手につぶしに来いという。同じ空を見せるのは上に立つ人間の役目です。それもせずして、かかってこいと挑発する。しょせんは個人事業主の集団です。同じ空が見えなくて当たり前なんですな。それでチームを組んで公演をやる。まぁでもAKBにしがみつきたいという点では共有されてるか。他のグループのメンバーや研究生に勢いが見られるのは当然でしょうな。AKB48新聞を見て、とあるキャプテンの言葉に刺激を受け、書かせてもらいました。

拍手[0回]

ランキングのバナーへのクリック どうか1つお願いいたします ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
人気ブログランキングへ

学校での序列というのは最初から決まってて逆転はできないという。人に言わせれば、逆転はできるというが底辺にいたことがない人の意見だろう。底辺であることを許せないと思う人は最初から底辺にいるべきではないし、立場上は上にいるけど常に不安な人は最初から底辺にいるべきだと思う。自分は最初から底辺にいましたけど、それも生きる道だよなと思ってましたよ。一時期、足が速かった時があり、驚きをもって学年全体に伝わり、クラス対抗リレーのアンカー前をやらされた時は多少上にいられましたが、いいもんじゃないですな。数名の女子からはすごいんだねと言われましたが、自分は恐怖でしかなかったですよ。当時の環境はそれはもう純粋なやつがまるでいない世界でしたからね。底辺にいておくと、その世界に関わらなくていいんですよ。底辺は安全地帯なんですな。

みんなは上にいたいから努力するんでしょ?自分は努力しないから下にいるんですよ。努力しないことは悪だという風潮がありますが、下の人を見て安心してる上の人の意見に過ぎないんですよね。もしくは自分を高めるためにあえて煽っているか。下の人に関心があるんだなぁと思いますよ。偉いですなぁ。人のことをちゃんと考えてる。自分は人のこと考えませんからねぇ。上の人がどうだろうと関係ありませんから。ただ、本来、上にいるべき人が下にいると、上にあがれるように応援なり助力なりはしますけどね。いじめなんかもそうですが、結局は安心安定を求めるから、下にいくことを恐れるから起こる。上の人は知らぬ存ぜぬでまかり通る。

自分は自分だと思えばそんなこと思いもしないはずなんですよ。HKT48に田中菜津美という最近小学校を卒業したばかりのメンバーがいるのですが、その子の服装が奇抜すぎて、度肝を抜かれました。なんでこんな服着てるの?という問いに、自分は勝ち組だと、自分が着たい洋服を着ているだけ、他の子は周りの目を気にしてると。自分もこれに近い考え方なんですけど、それが許される環境かそうでないかなんですよね。自分は後者ですから。服なんてどうでもいい。それにもこだわる人がいるんですな。そんなに下に見られたくないのかと尋ねたくなります。

ナンバー1になりたくないことはないんですよ。ただ、それによって自分がなくなるのが一番最悪だなと思うだけ。自分がなくなったらその人に価値はありませんから。個を大事にしてるようで、ないがしろにしている。最近の若い子たちには正直個性がないと思います。ただ上の世代はそのあたり鈍感だったというか、常に連絡をとる手段もありませんでしたから、一緒に比べる対象ではありませんけどね。私はLINEを一切やりませんが、メッセージを読んだ読まないで軋轢が生まれる世界でどうやって個性を出せというのだろうとは思います。だから、きゃりーぱみゅぱみゅがブレイクしてるんだと思いますよ。あの個性の強さは誰にもマネできない。嫌われてもいいという覚悟がなければできない。

最近自分も嫌われてもいいやと思うようになってます。私はこういう人間ですよというのをTwitter上でさらけ出してます。そりゃ引く人もいるしブロックされることもありますよ。でもね、だからなんなのと思うんですな。ハガキ職人から嫌われてるなぁと思ってますけど、そりゃ嫌いになるでしょう。まずラジオを聞かないし、同調しないし、それでいて主義主張はするし、考え方を細かく問うし。フォローされてリムーヴしてきた職人さんを数えきれないほど知ってます。かといって、じゃあショックを受けるかといえばほぼ受けませんよ。自分がつぶやきたいと思った結果がツイート数ですし、それによる影響がフォロワー数だし、わざわざフォローしていただいてありがたいなと思ってフォローしますからね。

自分は人を見下げませんし、評価もそんなにしません。ソープ嬢だからこいつはどうこうとも思いません。立派な職業なんですから。かといって、見上げもしませんけどね。汗かいて働くことの大切さを昔から説く人がいますが、左から右にやるだけでお金儲けする人だって大切ですよ。どの職業も必要性があるから存在する。ゆえにどの職業も同じくらい大切なんです。上とか下とかではないんですね。物を生み出さないから虚業などというのであれば、マスコミだって虚業ですよ。目の前の事実を書くだけでいいんだから。

親ですら自分のことを変わってると言いますからね。だからなんなの?と問い返すと、それだから社会でやっていけないと返してきます。ではどうであれば社会でやっていけるのかと問うと、その姿勢だよと言います。では、なぜその姿勢になったのだろうかと問えば知らないよと返ってくる。それこそ無責任じゃねぇかと思いますけどね。やっていけないから何が悪いの?という問いに答えられない。発言に責任を持つ人なら変わってるとは簡単には言いません。感情的な物言いを避けるからです。責任を持たない人間に他人のことをとやかく言う権利もなければ、誘導する権利もありません。

生きにくい時代だからこそ自分を大切にする。それは嫌われることをも厭わない姿勢が問われるということです。覚悟は必要ですけどね。相当傷つきますし。それでも自由に生きられるのであればそれを選びますよ、自分はね。

拍手[0回]

ランキングのバナーへのクリック どうか1つお願いいたします ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
人気ブログランキングへ

Twitter上で最近色々トラブルを起こしているので、自分なりに意見を言う時のスタンスを整理したいと思います。意見がぶつかること自体、自分はなんとも思いませんが、絶対に俺の意見は正しいんだという人や納得しようとしない人と対峙するに、なぜだろうかと思ってしまいます。もちろん自分の中にはひとつの基準、軸があります。

例えば自分は、好きな芸能人がこれを買っていたからという理由で商品を買うなどしません。ああそうなんだとは思いますが、影響を受けることはあまりありません。ラジオ好きのリスナーにありがちな、あの人が言ってるなら間違いないという考えにも至りません。なんなら大多数に反してでも異を唱えることを言って、リスナーからの反感を買い、こいつ頭おかしいよと思われることだって厭いません。違うと思えば、水を差してでも異を唱えます。さすがに空気を壊してまではしませんが、個人的な感想は言います。

このブログをやっていても、それはおかしいとかお前に何がわかると突っ込まれることは多々あります。それにつきましては、なぜそういう結論となったのか、それが正しいのか、論理的かどうかを勘案して訂正するなり削除するなり、一方でこれで正しいという結論を出しています。

Twitterでもつい先日、そんなことがありました。推しメンはそのアイドルに似るみたいなことを書いて、それは失礼ではないかとお叱りを受けました。どういう案件かというと、とあるアイドルの生誕祭があり、そこでのマナーがなってなかったと、自分は過去に1度生誕祭に参加したことがあり、そこの生誕祭の委員のみなさんは情熱的でお客さんも積極的に参加されていたことを踏まえ、先のことをつぶやいたところ、お叱りを受けました。自分はまとめサイトでそのことを知り、そういう背景があったのかと思いつぶやいたので、そのお叱りがごもっともとはその時点では思えませんでした。しかし、私はこの生誕祭に参加したわけではありません。伝聞情報をもとにつぶやきました。その時の空気感がどういったものかがわからない以上、先の意見は正しいとは思えなくなり、その方に詫びを入れました。

私が思うにその方はそのアイドルのファンだったのかなと思います。あいつらと一緒にしてくれるなと不快感を持ったのだろうと推測しています。ものすごく推されるアイドルには多くの人間が集まります。公演での係員の対応を見ればおのずとわかります。対応がまるで自動車学校の学科の教官ですから。ということは、荒くれ者、やんちゃ坊主が多いということです。あの対応は決してサービス業の対応ではありません。干されメンにピンチケと呼ばれるティーン男子はなかなか集まりません。握手会で罵声を浴びせるような人はあまりいません。しかし、たびたび起こるアイドルへの直接の批判、怒号が起こるのは、得てして推されているアイドルのところです。そんなやつと一緒にされるのは自分だって嫌です。

あとトラブルとして起こりうるのは感情的なツイートに対する返答です。競馬をやっていると出遅れだの騎乗ミスだのに、あいつはダメだ騎手をやめろと書き込む方が散見されます。明らかに騎手に非がある場合にはその騎手を批判しますが、たいていの場合は冷静に敗因をつぶやきます。だからなんでしょう、本当にその騎手が悪いのかわからないときに感情的なツイートをする人に対し、それは言いすぎだとツイートしひと悶着を起こしてしまうのです。たいてい感情的なツイートをする人はその意見が正しいとか間違ってるとか思っていません。俺と同じ意見の人集まれ!と思ってつぶやいています。そこにそれは違うよと投げかけると、本来の事象によるケンカではなく、なぜ共感しないんだという感情のぶつかり合いになってしまいます。結果的に自分の意見が間違っていてもごめんと向こうからは絶対に言いません。逆にあいつとは意見が合わない、なにも水を差さなくてもということになります。

人間は相手と意見の共有をしがちです。日本人特有かわかりませんが、自分と同じ気持ちであることを相手に共有したがります。自分はそれをあまりやりません。昨日の煙霧がそうです。自分も気象庁の発表があるまでは黄砂だと思いました。特に自分の父親は盛んに中国がどうこうとぶつぶつ言います。関東でこれなら関西は何も見えないじゃんと疑問に思いながらも、黙って聞いてました。煙霧が原因と知り、自分はすぐ納得したのですが、父親は納得しません。黄砂の話、PM2.5の話をずっとしています。大変だ大変だと。お前花粉症じゃねぇじゃん、自分花粉症なんだから、黄砂関係あるのは自分だよと言いたくなりましたが、ケンカになるので言いません。

その人は事実がどうであれ、自分の気持ちが共有されればそれでいいのです。その事実が間違っていたって関係ありません。逆に興ざめし、事実を指摘した人間を冷たい目で見ます。今だったらアベノミクスでこのまま景気良くなりますよ!というところで、まだ人気先行だし参議院選挙過ぎてから変わるよと言えばなんだこいつという目をされます。

コミュニケーションは案外簡単なもんです。相手が思うことにうなずいていれば相手はその人を気に入ります。特に日本ではその傾向が根強くあります。自分と同じ意見の人間だけで集まろうとする習性がどうにも強い。自分と異とする意見を排除しようとする。これでは自らに多様性は生まれません。Twitterの本来の利用目的は考え方の多様性を高めることにあります。色んな意見を見て、気づきを得ながら自分の意見を確かなものにする。そのために自分も自分なりの意見を書き込みます。そこに批判があり、それは違うと反発を受けるのは不思議ではないし、当たり前なのです。それがお互いに共有されていればトラブルにはなりません。

まぁこういうことを書いてるからよくないんですけどね。実際の自分は冗談しか言いませんから。ディベートも好きじゃないです。でも、こういうことを書くと実際お会いしても実は見透かされているのではと思われる。自分にとって損しかないことをあえて書いてるんですな。その事実をもって自分がどんな人間かを察していただければと思います。ここまでさらけ出す人はいません。間違ってると思われた時はどうか指摘してください。人間、だれしも完璧ではありません。毎日何かしらの間違いを犯すものです。それを指摘するのは人間として当然の行為です。

拍手[0回]

ランキングのバナーへのクリック どうか1つお願いいたします ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
人気ブログランキングへ

何年かおきにいじめ自殺のニュースが大きく取り上げられている印象があります。毎年起きているんでしょうけど、ここまでの事件性を帯びたいじめ自殺というのはそう起きません。すべてはフジテレビの報道なんですよね。黒塗りにしたにもかかわらず、判別する形で出してしまったと。相手がいじめに加担した人間だからいいという問題ではなく、もし誘拐が起きて報道協定が取り交わされ、うっかり出してしまったらどうか。出してはいけない名前を出すという点では同じ。相手がどうだからどうという代物ではないんですよね。それによって、何が起きたか。こいつらがいじめの加害者です、もっとひどい表現ならこいつらが殺しましたと。一気につるし上げられてる状況。MixiやTwitterでしょうもないこと書いて炎上するケースと同じような炎上ぶり。今度はもっと壮絶ですよ。むしろ警察は早く立件しないといけない。下手すればこの人たちは自殺する。全く罪の意識がないのだとしても、どっちみち立件するべき。感情的になりやすい事件なんだけど、感情的になってはいけない事件なんですよ。

かくいう自分はいじられキャラという名の、もはやいじめだろというポジションにまぁ長い間いました。小中高でしたかね。かれこれ9年間。カツアゲに遭いましたとか全裸にさせられましたとかそういうのは一切ないのですが、リアクション芸人というんですかね、そういうことはかなり要求されました。芸人と同じことを求めるというかね。そこにしかポジションがなかったのと、それを維持するので精いっぱい。脱却しようとは思わなかったですな。思春期の頃にこの手のことを経験するのが精神的にどう影響するか、自分ではよくわかります。俺を認めてよというオーラ満載でほぼ全員のやつらが迎える中で、人を見下げる、もしくは痛めつける、笑いものにすることによって優位に立つ人間が大勢を占めるし、こうならないように目立たないでおこう、あいつのおかげでなんとかなってると考える傍観者も大多数います。そこで声を上げる人は、きっとどの世界でもやっていけます。声を上げられないからある程度のレベルでしか生きていけない。傍観者側の話ですよ。

自分の場合は相談する人間がいなかったので、自分でなんとかするしかなかったんですね。友人なんているようでいないというか、少人数ではいろいろしゃべるけど、大人数ではそういう扱いになると。あちらもあちらで大変だし、自分がそういうキャラだからというのもあったんですけど、実はつらいというのが言えなかった。逆に楽といえば楽なんですよ。だって、期待してくれないから。久しぶりに会っても自分のトークなんて期待しませんから。お喋り好きでしたから、一応オチまで考えてしゃべるんですけど、そこまで聞こうとしない。お前はいてくれればそれでいいという。そりゃ楽ですよ。いじられるだけいじられればそれでいいんだから。今でも多少なりとも交流してますから、不思議といえば不思議。

いじめをなくそうと人は言いますけどね、そりゃあんた無理だよという話です。だって、大人の世界ですらいじめみたいなことが頻繁して行われているし、家庭内でもお母さんがお父さんの悪口を言いまくるみたいなケース、どこでもありませんかねと。いじめどうこうなんて、言い始めたら収拾つかなくなる。都市部に行けば陰湿なイジメがというけど、地方だって一度できた上下関係は変わらんですよ。

いじめはもうなくせない。ただ、いじめ自殺を限りなくゼロに近づける策はあるはずです。一番は今回の事件を他人事と捉えないことです。うちでは起きないだろと思う心がすでに危ない。自殺を防ぐ方策しかおそらくはとれないでしょう。いじめによる出席停止によって誰が反省するのか、それによってエスカレートはしないか。いじめだと疑われた、うちの子を疑うのか裁判を起こすぞと。必ず起こりうる事象です。それを織り込み済みで対策することができるのかどうか。逆にいじめでもないのにいじめだと言われることもある。立件は難しい、証明も難しい、冤罪も起こりやすい。それがいじめ。ボイスレコーダーを持たせ、いじめられてる時の音声を残すとか防犯カメラをつけるとか。それなら証明は容易いけど、それで盗撮とか盗聴とかは起きないの?と。

いじめは絶対になくならない。仮になくすには絶大な地域からの信頼を学校が勝ち取る以外に方法はないんでしょう。その絶大な信頼を得るにはどうあるべきか。今の状況でそれが可能かどうか。そこまで考えないといかんでしょうなぁ。本当になくすにはね。それは職場でも同じ。学校だけが特異ではありませんから。

拍手[0回]

ランキングのバナーへのクリック どうか1つお願いいたします ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
人気ブログランキングへ
プロフィール
HN:
うつわもの
性別:
男性
P R
忍者カウンター
ブログ内検索
Copyright ©  -- ああ言ってみたこう書いてみた --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Material by White Board

powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]