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07年から今まで好き勝手に書いてきているブログです。消したい記事もたくさんありますが、文章の拙さ含めてお楽しみください。
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日本人は感情的な議論と本来あるべき意見のぶつかり合いをとかく勘違いしがちです。最初は意見の違いだったはずなのに、「こいつは俺が気に入らないからいつも反論してくるのだろう」と思われ、いつの間にかケンカになってしまいます。反対に、意見をただぶつけているだけなのに、「なぜこの人はいつも感情的になるんだろう」とその姿に疑問を抱いてしまいます。そんなこともあるからか、日本人はディベートが嫌いですし、ディベートが得意な人をどこか冷酷とか、人をなめてるというよくわからないレッテルを貼りがちです。事実、ディベートの授業が学校で行われることは少ないでしょうし。

多様性のある意見が必要だと私自身思いますが、好き勝手言うことと他人のスタイルを尊重して意見を言うのではまるで違います。芸能人がSNSなどで好き勝手に喜怒哀楽を表現していますが、そこらへんのヤンキーのガン付けのようなものです。腕力があるものだからなんかあったらケンカしたいという気持ちがあるんでしょう。それだけ本業で制約があるのかもしれません。格闘家はその点、パフォーマンスでは俺より強いと誇示しても拳を交えれば相手の力量などがわかりますから、相手を一応リスペクトしますし、ケンカを売る一般人には手を出しません。手を出したら捕まりますから。

最近の事象を見ていると、感情のケンカか、ケンカと格闘技の不一致しかないように思います。ケンカの仲裁をやったことある人ならわかるでしょうが、互いに気が立っていて、下手なことを言えば戦いを大きくします。解決方法は距離を置く、互いに説教する、反省させるぐらいしかなく、どちらかを一方的に糾弾すればその恨みは増幅します。ケンカと格闘技のマッチアップも同じで、格闘家はいなし方や戦い方を熟知してますから簡単にケンカを仕掛ける人を一蹴し、なるべく戦わないようにします。戦ったら終わりですから。本当に強い人は戦わずして勝とうとします。そして、強さを誇示しません。

Twitterは世界を変えたという話を2010年ぐらいから聞いてきて、アラブの春のような民主化運動が最たるものでしたが、結局そのアラブの春の混乱が今の世界情勢の悪化を招いているのですから、確かに世界を変えたのかもわかりませんが、明らかにパンドラの箱を開けたような状況にはなっています。今までは知らなくてよかったことまで知り、その取捨選択の術を知らぬまま、ネットの世界に放り込まれる。昔の歌舞伎町を歩くような危険性の中で毎日過ごしているわけです。ケンカなのか格闘技なのか、それをどれだけ見極められるのか。その力を養うには、そもそも自分がどちらのタイプなのか認識するところから始めなければなりません。

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