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去年の年末あたり、世間を大きく騒がせたペニーオークションの話題。普通のオークションなら設定された金額から入札して競り上げていき、最終的に競り合いが止まった時点で落札となります。その競り合いに毎度参加するたびに手数料を支払う、これがペニーオークション。実際の事件では、元々商品など存在せず、入札があるたびにコンピューターが対応していて、消費者の手に渡ることがないようなシステムを作っていたことが要因でお縄頂戴となってしまいました。
多くの一般人をペニーオークションの世界に引きずり込ませたのがほしのあき、小森純、ピース綾部らがブログに書いた記事。やれこの値段で空気清浄機を買っただのタジン鍋を買っただの、こんな私でも落札できたのだから、みなさん参加してみる価値ありますよという雰囲気を作り出した。そして、一部の人間が私もやってみようかしらと思って痛い目を見た。このことでペニーオークションに参加した芸能人が窮地に追い込まれています。ピース綾部はいじられキャラ、所属事務所の力もあり、これといって仕事量が減ったという感じはしませんが、小森純にいたっては公共の電波で泣いて謝るもどこぞの女医師に罵声を浴びせられる、電波の無駄遣いをするなどいいところまるでなし。元々快く思わない層が比較的厚かったこともあるのか、レギュラーも消滅。専業主婦としておとなしくやっていかざるをえない状況です。
では、なぜいまさらこのことについて書こうと思ったか。広告塔として出てくる芸能人のレベルからなぜそれが怪しいと見抜けないのかなと思ったからです。広告塔という点では最近多くの芸能人が通信販売の広告塔として多数出てきます。健康食品ならいざ知らず、これを履いたら楽に歩けるとカンペを見ながら喋っていたあき竹城含め、これでもかとばかりに一線では活躍できないような芸能人が出演しています。ついには草野仁までもが出ており、信憑性の高さをアピールしている。この芸能人が使ってるなら大丈夫。そんな感じでついつい電話をしてしまう。ここに出てくる芸能人のやってることはペニオク芸人と変わりありません。もし、そこの商品で問題があったら、私は知りませんと言えばいいんですから。
健康食品すべてがまがい物だとは思いません。自分はキューピーコーワαを忙しい時ずっと飲んでて、その効果の高さを実感しておりましたので中には効果のあるものもあるんでしょう。ここで言いたいのは、この芸能人は信用していいという理由でそれを買うことです。広告塔の仕事はギャラがよく、そのために芸能人は思ってもないことを簡単に言います。商品やビジネスモデル、会社などを精査することなく、芸能人がCMをしていたからという理由だけで飛びつくのは賢い消費者としての行動ではないということです。
じゃあCMはどうなんだ、あれも広告塔ではないかと言われると実はそういうことです。日雇い派遣などでおなじみだったグットウィルのCMに出ていた女性タレントは創業者の好みでしたし、最近のケータイゲームのCMも手法としては、ジャニーズタレントがやってるなら間違いないだろう、この会社は信用していいんだろうと思わせる点で同じです。だからこそ、商品の中身を吟味しなければならないのです。