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HKT48のひまわり組公演、パジャマドライブ公演が始まりました。初日に選ばれることがどれだけすごいことなのかわかりませんが、ほぼ選抜のようなメンバー構成となっていることから重要なんでしょう。要はメンバー39人のうち、日替わりで16人が出てくるというもので、当日まで誰が出てくるのかわからないと。ファンからすればド外れもあるだろうし大当たりもあるでしょう。そのやり方をよかったなと思うファンはあまり見受けられません。そりゃ行くのやーめたと思うファンも出てくるはずですし、わざわざ遠方から駆けつけるのに誰が出るんだかわかりませんではさすがに躊躇します。
そんな中で行われた初日の公演、まとめサイトでは大成功という風に書かれていました。今年前半のSKEの研究生公演ではまとめサイトの見出しを見ただけで危機的状況なんだなと思ってしまうくらい、そこでの声を多少は気にするようにしていますが、見出しでは大成功と書いてあるのを目にし、話4分の1であったにしてもよかったなと感じました。
しかし、「玄人」の目から見るとそうでもないようで、メンバーのぐぐたすには、泣きながら反省会しただの、スタッフから悪い評価しかもらわなかっただの、大成功にはかけ離れた言葉が並びました。また、アンコールの声がなかなか出てこず、危うくアンコールが流れそうになったり、定員割れを起こしたり、決して順調とはいえない出来事が起きていたようです。
定員割れを起こしたことに関しては、当日まで誰が出るんだかわからないそのシステムに問題があるのと、キャンセルしてもペナルティがほぼないようなシステムに原因があるんでしょう。当選したなら責任もって行くか、仕事が入ってしまったら当面干されるくらいの覚悟で不運を嘆くかしないと、平気で行きませんとやるのは迷惑でしかありません。
あとはまだまだHKT48の人気が地元では定着していないのかなと思います。関東で行われる全国握手会ではどえらい人の数が訪れており、関東での人気はあるように感じました。そりゃ定期的な日テレのバラエティ、TBSのレギュラーが、いずれも高い評価であれば自然とそうなります。一方、ラジオもその構成なんだ?と疑問に感じる番組がほぼなく、結成して同時期のSKEの番組に比べれば全然問題はありません。しかし、地元にはそれが波及していない。事実、遠方限定公演ではいつもより熱心なファンが多かったようで大変盛り上がったそうです。名古屋みたいに近ければいいですが、やはり福岡は遠い。その差もあるんでしょうな。
あと、スタッフの低評価については、いつものことのように思います。基本的に奮起を促すようなことしかしない人たちですから、ファンがいくら成功と思っていても、盛り上がらなかったのはお前らの責任だ、ちょっと今回はひどいぞとスタッフが言うのは目に見えています。もちろんウソなんてついていないでしょうから、本心なのかもしれませんが、学生時代によく教師が使う手と変わらないなぁと思ってしまいました。このままじゃ優勝できないぞとハッパをかけるという古典的な手法。それで奮起してくれればものすごい楽です。
自分はそのパフォーマンスがすばらしいかどうかわかりません。わかるのは鬼気迫る迫力と軽妙なトークを見分けるぐらいなもんです。自分の物差しは旧チームSの制服の芽公演なので、そこから考えればそりゃ物足りなく感じるかもしれません。しかし、メンバー間のやり取り自体は悪くはなかったでしょう。練習だってつい最近始まったようなので、成熟していくのはこれから。
裏事情は別に書かなくていいし、知りたくもありません。2005年から続く、欧米でよくあるようなリアリティショーの番組だとすれば、あの人たちの職業はアイドルではなく、一般人です。裏を見せるというのはあまり粋ではありません。生誕祭や初日公演で見せる涙1つからでもファンは、そこまでのプロセスに何があったかを想像し、推察できます。わざわざそこを見せるというのはただのリアリティショーです。しょうもないスタッフの演出含め、それを見させられるのはあんまり気分がいいものではない。お金を払ってよかったとお客さんが思えばよかったし、ひどいなと思えばひどい。それでいいんじゃねぇかと思いますけどね。だから、大成功だったでいいんじゃないですかね。