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最近、嫌われる勇気という、アドラー心理学に関する本を購入しました。本のタイトルだけだと、この人嫌われたいのかな?と思われがちですが、アドラーという心理学の中では権威なんだが日本ではあまり知られていない方の思想を、ギリシャ哲学などを学んでこられた著者、それに感銘を受けたライターさんの共著が、この「嫌われる勇気」という本です。

読んでてなるほどなと思ったのは、友人だろうと家族だろうと距離を一定に保つべきだという考え方です。孤独というのは宇宙空間の中に1人でいる状態で、要は孤独でいることは根本的にありえず、争い、悩みのすべては対人関係にあり、困ってるときに手を差し伸ばすことができ、かつ、土足で相手の陣地に荒さず荒されずの距離感を保つべきだという発想。そして、怒りという感情は、怒りによって置かれている環境を打破させるという現れであり、容易に扱うことができる感情というのも、なるほどと思わされました。

他人のために生きるか、自分のために生きるかなら、自分のために生きるのが当たり前だという思想もありましたが、そのすべてが自分には新鮮、もとい実践してみたいなと思わされました。自分の課題なのか相手の課題なのか、その線引きの大切さもよくわかります。相手から悪口を言われたとして、それに反論するのは自分の課題ではないと。相手が自分へのスタンスを不快に思うというのは相手方の考えであり、自分には関係ない。要するに相手の課題である。なかなかこういった考えはできませんし、頭にもありませんでした。

色んな本、特にこうした心理学系の本を読む機会が多いのですが、今までの人生を振り返るともう少し早く出会っていたらまた人生変わっていたのかなと思いますし、いくらでも変われるんだなと読んでいて感じました。今後、ドライになっていくし、距離感を大事にしていくんでしょう。こういう考え方って日本で浸透するとは思えませんが、承認欲求が流行語になりそうなほど叫ばれる現代において、それを全否定するこの本は自分みたいな天の邪鬼にはぴったりでした。まぁ自分で天の邪鬼と言ってるあたり、変わる気がないと思われそうですが。

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