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関西遠征の度にお宅に泊めてさせてもらってるぜいたく王子氏が満を持してハガキ職人ナイトに参加することもあり、とても楽しみにしておりました。その直前まではウインズ汐留で競馬をやっており、グローバリストさん、穴党二郎さん、ジョゼさん、不良くんと一緒に会場へ。その道中、王子は気負ってないだろうか、芝調教みたいなことになってないだろうかなどの懸念と、誰が最初に矢口真里ネタを出すかなどの話をしておりました。
俺はスーツでいくぞという話を何度か本人から聞いていたので、サメのTシャツを着てた時は少し安心しました。気負いはなさそうだと。しかし、それでも緊張のご様子。今までそんな姿見たことがない。いざ本番、王子は第2部から登場。1部から面白いネタがバンバン飛び出す中で矢口真里ネタが出てきました。しかし、会場の反応はあんまり。浮気相手の名前の浸透がまだされてなかったのが原因なんでしょうな。ゴシップをネタにする際、そこそこの知名度がなければなかなか笑いにならないことは、芸能ネタでしか採用されない自分には痛いほどわかります。そして、採りたてがおいしいかといえばそうでもなく、少し寝かせるぐらいがちょうどいい。ただ厄介なことに旬は短く、痛みが早い。取り扱うには難しいんですね。なので、ネタをストックされたとして次の週に採用されたとしても旬は過ぎてますから、あぁ~あったねぇぐらいなのとインパクトがないのとでいい結果にはなりません。
普段からにじみ出てくる言葉のチョイスであったり言い回しであったり、そういった部分はいつもと一緒で遜色なかったと思いますが、グローバリスト邸で出てきた反省の中で、ただただまじめさだけが伝わったという話が出てきました。前回のハガキ職人ナイト終わり、次出てほしい人のところに王子の名前を書いたよと伝えたら、俺はまだまだだみたいなことが帰ってきました。そんなことないだろ、面白いじゃんと言ったのですが、蒲田行進曲のBGMでダンスする、軟式globeのネタで踊るなど、ハガキ職人ナイトの舞台ではできないよなぁとふと思いました。あとは目につく看板でダジャレを言い合う。個人的には大変面白いんですが、お客さんに受けるかと言われれば確かにどうだろうかと。そのあたりを冷静に王子は分析というか理解していたんだと思います。
ハガキ職人ナイトの翌日、リベンジだということで、俺とうつわもの先生がどっちが面白いか勝負という、はなはだおかしな対決が新宿で開催されました。その前の週も同じ場所で王子の壮行会という名の大喜利大会が行われたのですが、3年前の記事にもある通り、私には才能がないという結論に至り、なるべくそういう場にはいかないようにしており、案の定自信のなさから面白い答えは1個も出ず、回答もせず、ふてくされた感じに見えたのか、その姿におかんむりの方もいらっしゃったと。今回もそれではいかんよなと反省し、リベンジ大会に臨みました。
王子はやはり面白かった。ただ、答えを出した後に色々乗っけるあたりがもっと面白いんだよなと思った時に、そこなんだろうなと。職人ナイトであまり見ませんしね。後乗せNGの大喜利大会に出てみればいいのにと個人的には思いました。自分の回答も先週に比べればまぁ様にはなってたように思いましたが、ネタのレベル的には全くもって低い。何が面白いんだかわからずに出してるレベルではいけないわけです。今後も大喜利からはなるべく距離を置こうと思いますし、ネタ活動もスポット的にやっていこうと思います。
だからこそ、あの場に出てる皆さんはすばらしいと思います。ワードセンスも物事をとらえる観察眼も他の人より抜きんでている。3年前もそういう場に出て同じことを思いましたが、改めてそう感じます。それは決して努力でどうにかなるものではありません。生きてきた人生の中で構築されたものがあるんだと。それをブラッシュアップする作業はいると思いますが、基本的には才能だと。そして、多くの方がイベントやら本やらを出されてる。大喜利に対して真剣そのもの。王子にはその姿勢があるので、もう1回同じ舞台に立たせてもらえるのならリベンジが果たせると思っております。どうかもう1度チャンスを。
ここ1、2年で考え方思考が色んな著名人の影響を受けて、変わってしまいました。これって面白いというものが誰からも支持されないことも増えてきました。思考が競馬やパチンコに通ずるものにシフトしてしまいました。そこでも自分は中途半端なんだろうと思います。どの世界でも受け入れられない。そして、受け入れられようという努力もしない。マイノリティの中のマジョリティは特別な存在ですが、マイノリティの中でもマイノリティなのはただの天の邪鬼ですし、ただ性格が悪い人間です。それが最近体からにじみ出てきたようです。もう打つ手がないようですな。