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横浜DeNAベイスターズが交流戦突入時点で貯金10。去年が借金9スタートでしたから、今年は変わったなと思われがちですが、特段変わったところはないように感じます。首脳陣はほぼ変わっていませんし、主力のメンツもそこまで変化してない。石川が本来の働きをしてること、競争を促してダメなら容赦なく変えていくシステムでやっていることなどが今のところはうまくハマっていますが、長く続くとは思っていません。

中畑監督の成長どうこう言ってる人がいますが、監督の理想的な野球像は1年目からお持ちで、自分のやりたいようにしていくのに3年かかっただけの話です。TBS時代の横浜カラーは一掃されましたし、ドラフトもここ数年本当に機能しており、身売りしてくれてよかったなと思いますし、監督にも感謝しています。ただ、高校野球じみた今のやり方からはそろそろ卒業しないといけません。中畑監督は基礎を叩きこむ人で、ご自身に采配の技量があるわけでなく、天性の勘に近いものでやっています。勘でどうにかなるなら苦労はしないわけで、うまくいかなくなる時が必ず訪れます。それを修正する力がそんなになく、自然治癒に任せている状況。ゆえに、悪い流れを断ち切ることが苦手で大型連敗を作りがちです。そこの進歩は全く見られない。選手も素直な人ばかりなので、見事に引きずられる。そういう意味では勢いだけのチームとも言えますが、その勢いを出すのにも時間がかかった。感謝すべきところでは感謝しないといけません。

中畑監督は、どんな成績であれ今年で退任すべきだと思います。監督には色んなタイプの人がいます。広島や西武、ダイエーで監督としてフロントとして基礎の基礎から作り上げていった根本陸夫さんみたいなタイプ。根本さんのすごいところは面倒見の良さ、先見性だけでなく、形になってきたらあっさり監督を譲るという姿勢です。普通なら、俺がここまで・・・と思いそうなのに監督としての力量がある人に任せ、サポートに回り、強化に尽力する。そして人も育て、多くの人が監督としてコーチとして活躍する。野村監督もそうです。

球団主導の育成方針に沿ってやっていく監督もいます。日ハムがそうです。監督初心者は日ハムから始めるといいでしょう。育成のノウハウは完成されているので、誰が監督をやっても変わらないし、そういうがめつい人は選考段階で弾かれる。栗山監督が本当にすごいのかどうか、まだ判断できません。大谷選手の扱いはうまいと思いますし、選手へのリスペクトも伝わりますが、あまり采配どうこうの話は聞かない。身売り直後の横浜でキャリアを始めたら大変だと思います。そういう意味では日ハムでよかった。

原監督みたいに選手の特性をわかりきって、アメとムチをこれでもかと放り込む監督もいます。中畑監督が非情に努めると言ってますが、原監督ぐらいの非情さはありません。非情といっても、勝負所でのものであり、それ以外の場面では距離感が絶妙な方で魅力的です。選手へのリスペクトを感じないような言葉が並びますが、これを言えばあいつは奮起するというのを知ってないとできません。だから、あれだけ言っても雰囲気が悪くなるどころか、選手の状態が悪くても勢いがなくても勝てる。落合監督もそうです。最初からすでに完成されていて、経験と共に磨かれていったような印象です。

緒方監督や和田監督のように、発言に愛情を感じない人はチームの勢いを削いでしまいます。監督として失敗した人の多くは発言の下手さで損してる。例えば、この選手のミスで負けたと言ってしまうこと。選手に自覚がなければいざ知らず、そもそもそんな人はプロとして資質を疑われます。いわゆる記録に残らないミス、ある場面での躊躇などそういうのを指摘するならわかりますが、素人でも言えることをわざわざマスコミに言っても仕方ない。裏で言えばいい話です。横浜の山崎が阪神の上本の頭にぶつけた時、中畑監督は山崎に反省を促したいと言いました。促すまでもなく反省するだろうし、俺は悪くないと言うタイプでもない。この監督はそのあたりが下手です。

楽天のデーブ監督の話で、ここ最近の中継ぎ陣が色々てんやわんやで、不満が爆発しそうなことを察し、ミーティングで選手に謝罪し、その後ベテラン投手に対し俺を殴れと一言。できないと返した選手の右手をとり、自分の頬に当てこれで納得してほしいと再び謝罪した話がありました。どういう空気だったかわかりませんが、ヒステリックにやったなら大変なことなのでそうではないのでしょう。こういうのが選手の心を揺さぶるし、意気に感じる。デーブ監督はそう簡単に選手への批判をマスコミの前では言いません。中畑監督よりはうまいし、上でしょう。人間、得手不得手がありますが、不得手の自覚があるかないかで全然違います。

中畑監督が今年で退任すべきと書いた理由は、もう監督としての役目を終えたこと、客寄せパンダとしての役目を終えつつあること、そしてBCリーグの福島の監督をやって独立リーグを盛りたててほしいこと様々あります。特に最後の理由は中畑監督として最適な任務に思えるからです。今は元ヤクルトの岩村が選手兼任でやっていますが、独立リーグの選手の意識はプロのそれと比べると低く、徹底したプロ意識を植え付ける必要があります。中畑監督は最適です。また地元福島のために横浜にやっていただいたことをやれば、否応にも盛り上がると思います。富山にはタフィー・ローズがやってくる話もあるし、フランコが現役復帰し3割の打率を残すなど、リーグ全体が魅力あふれるような雰囲気。福島に中畑監督ならブームになるかもしれません。このまま最下位になっても自分は中畑監督に感謝します。人としては、気のいいおじさんですし憎めませんし、好きなタイプです。交流戦以降、どんな結果であれ横浜らしい結果になるでしょう。このままかもしれないし、20連敗ぐらいのことをするかもしれない。どうであれ受け入れる。それしか自分にはできません。

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