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矢口真里が例の浮気相手と今も続いていることがニュースに。ネタを考える人間からすれば、この手の話はあんまりネタにする意味もないんですが、個人的な感想をちらほら。
浮気発覚前の矢口真里の評価というのは、業界内では高かったかもしれませんが、視聴者からすればウソっぽさ、大げさ、本当にそんなこと思ってるのか、ワイプ芸人などあんまりいい評価ではないし、自分もテレビで見たくはありませんでした。ANNSuperをやってた時は毎週聞いてましたから、嫌いではないのですが、正直白けてました。そんなタイミングでの浮気発覚。この世は炎上社会、火事だ火事だ!と野次馬が騒ぎ、どこかの不届きものが火薬をいれちゃって花火みたいに爆発、それを楽しんじゃうもんだから、当の本人は出るに出られず。そんな花火も終わり、そろそろ外に出よう、花火は終わったんだ、そう思ってたのかもしれませんが、いーや、もう一発打ち上げるはずだと帰らずに待ってた人がいたんですね。また花火が始まってしまいました。
今までの不倫騒動を見ても、半年で沈静化することはまずありません。だいたいその年はなんらかの形でほじくり返されます。どうせそうなるなら火だるま覚悟で前に行くべきでした。なぜなら火だるまから回復するのも、沈静化してから家を出るのも、一線に戻る時間としてさほど変わらないからです。むしろこういう時は火だるまになった方が戻りやすい。みのもんたがまさにそれ。みのもんたにしたって、本人は何も悪くありません。報道番組での放言の数々がブーメランのように突き刺さる現状は何ら矢口真里と変わりない。しかし、みのもんたは報道番組からは退いたものの、バラエティ番組からは退こうとしません。火だるまになる覚悟があるからです。そりゃそうです。本人は悪くないんだから。過去の放言によって招いた災禍から逃げていたこともあるので、その責任は取ってもらわないといけません。なので、これでいい。
板東英二は沈静化を狙って家を出た人間の1人ですが、まだ火は消えてなかったようです。カツラは経費で落ちるけど、植毛は落ちないということに驚きましたが、世間はそんなことどうでもよく、俺たちだって払いたくもない税金払ってるんだからという日々の想いを体よくぶつけられた格好です。サラリーマンでも自分の家の家賃を経費にする方法はあるそうですが、話を聞いてみると税務署に目をつけられたくないのと手続きが面倒なので自分はあまりやりたくありません。それをやるかやらないかの違いで、ルールにのっとってやったはずが、いつしかルールを勘違いしてた。それはごめんね、次から気をつけますわ、罰金払っときますで済む話だと思うのですが、そうもいきません。板東さんは火だるまになりたくなかった。でも、結局は火だるまになるんです。
結局、その人が何をしたかではなく、今までの行為のツケをいっぺんに払わされてる。炎上社会どうこう関係ありません。Twitterが盛んではない時でもあった話です。沢尻エリカの騒動もそう。あれだって今までのツケの清算が長引いてるだけ。ペニーオークションでおなじみの小森純もそう。視聴者の評価はそんなに高くないし、見てて愉快ではない存在。それがシッポ出しやがったとばかりに飛びついた。よく考えてもらいたい。板東英二の一件は仕方ないにして、不倫をした人、息子が捕まった人、ただただ不機嫌だった人、小銭稼ぎでやった仕事がアウトだった人、若い時にちょっと万引きやっちゃってた人、二股かけてた人、多くの人はここまで叩かれるべきなのか疑わしいレベルです。
山本太郎の一件は叩かれてもしょうがないですが、あれだって今までのツケが出てるだけの話。ところがのりピーの場合、やってる行為は完全アウトなのに、視聴者にこいつを叩こうという気をあまり感じない。今までが清純で売ってきてツケが少なかったのが要因としてあるんでしょう。極楽とんぼの山本さんもツケがあまりにも多すぎるからいまでも復帰できない。詐欺で捕まった小室さんは出てこられるのに。そう思うと、有事の際にいかにツケを回避するかが大事なんだなと思わされます。その人が何をしたかで叩くのではなく、イメージ先行でやってしまっている。本当にそれでいいのかなと思ってしまいます。この行動パターンは日常にも向けられます。その人が何をしたかではなく、今まで何をしたかに囚われてしまうというのは結局のところ、不幸しかもたらさない。
矢口真里に言えるのは好きに恋愛をしたらいい、板東英二には今まで通り活動を再開すればいい、みのもんたにはまたナレーションを自由気ままにやってほしい。ただそれだけです。