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田代まさしがまた薬物で御用になる。多くの人はやれ裏切られただなんだと言いますが、その「多くの人」はここ数年の田代まさしの動向をおそらく知らない。生活に困ってまた薬物でも・・・と思っているかもしれん。実際はCSでレギュラー番組を持っていたり、ロフトなどのライブハウスでのイベントに出演するなど、本人曰く、サラリーマンよりちょっといい収入だったと。だとすれば、仕事がなくて干されましたというのがきっかけでそういうものに手を出したとはどうにも考えにくい。
やはり常習性、泥沼から抜け出すことの大変さ、そういうことなんでしょう。再犯率が高いのが薬物だと言われていますが、実際やめるにはかなりの労力、周りの援助、これが必要になります。マーシーは2年前に出所し、その時の大変さを身に染みてわかっているはず。にもかかわらず、コカイン所持で捕まってしまった。この常習性を断つにはどうすればいいか。これはマーシーの件に限らず、薬物に1度でも手を出してしまい、そこから脱出するのに苦労している人全員を対象にする話であり、その援助は国レベル、自治体レベルでやるべきだと僕は思います。本人だけの問題ではないし、薬物中毒者の犯罪だって防げるかもしれない。そういう点からもぜひこの問題にも取り組んでほしいなと願うところです。
世界レベルで見れば、元ワムのジョージ・マイケルが大麻吸引で逮捕も、実刑は禁固8週間。逮捕されたのは3度目で、1回目は公然わいせつ、2回目は大麻吸引による車の運転、そして3回目。日本だったら、2回目で執行猶予つきの有罪判決が言い渡され、今回で数年の実刑を食らうはずです。パリス・ヒルトンもコカイン所持で先月逮捕されました。この人も相当なお騒がせを巻き起こしますが、まぁ飲酒運転だなんだで捕まり、禁固刑。しかも、数十日。ここ数年は大麻吸引の疑惑がもたれた結果のこれ。普通は実刑を食らうのですが、アメリカはわかりません。保護観察処分かもしれない。しかし、改善プログラムみたいなものを強制的に受けさせられ、それに行かなかったら保護観察処分は取り消され、刑務所に入ることになる。
リンジー・ローハンも飲酒運転、コカイン所持、無免許運転などの罪で逮捕され、わずか84分刑務所に収監されただけで出所。社会奉仕活動を命じられるなどのことがあったのが3年前。条件としては更生プログラムを受けることだったそうですが、サボったり隠れて色々していた結果、執行猶予が取り消され、禁固90日の処分。しかし、いろんな諸事情でわずか2週間で出所し、更生施設に入ることになりました。
思うのですが、刑務所で長い時間暮らさせる日本のやり方もいいんですが、結果的にこういう再犯が起こるということは、決して正しいやりかたとは言えないんですね。それこそ更生施設に入れさせるとか、社会奉仕活動にとどめ、強制的に何かやらせるとか、もう少しやり方があるように思います。世界のセレブだから許されるのか知りませんが、普通日本で、飲酒運転なんてバレた日には、中村獅童のように強力なバックアップがない限り、復帰は難しいか、今までのような活動はできなくなる。強力なバックアップとはエイベックスなんですが、エリカ様もエイベックスと所属。快進撃がたぶん見られます。中身はどうこう、別として。まして、コカインを持ってましたとなれば、なおさらです。不思議なことに、外国人に対して日本人は寛容で、パリス・ヒルトンがやってきてもまぁきゃあきゃあ言われ、セレブ扱い。同じコカイン所持でもこうも違いますかね?マーシーとパリス・ヒルトンを比べるのはおかしいかもしれませんが。
けしからん!けしからん!では絶対に何も解決しない。どうすれば防げるのか、それを報道しろよと。芸能人のコメント、コメンテーターの言うこと、報道のされ方、すべてが予測できる。けしからんと言えばいいんですから。それでお金がもらえるんですから。気楽な稼業ときたもんだ。