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なるほどザワールドが7年半ぶりに復活するそうです。大変な違和感を覚えるのは、そもそも7年半前も、改編期恒例の番組として復活できないかという「名目」で復活したはずです。だったら、7年半前の段階では愛川欽也と楠田枝里子でやればよかったので、結局爆笑問題時代はただの失敗、黒歴史ということでしょう。クイズタイムショックにおける生島ヒロシ、クイズダービーにおける上田晋也、そしてなるほどザワールドにおける爆笑問題。しくじり先生よろしく、長寿番組のリメイクを任されて大失敗した先生とでも名乗ったらいいんでしょうけどね。

大相撲秋場所が明日で千秋楽です。去年は逸ノ城が旋風を巻き起こした場所でした。逸ノ城自体は失速感は否めませんが、それでも人気力士として出続けています。白鵬が初日から2連敗という横綱になってから初の出来事があり途中休場、日馬富士はケガが回復せず休場。期せずして鶴竜が一人横綱の状態です。優勝争いは早々に鶴竜が2敗を喫し、照ノ富士がこのまま突っ走るかと思ったところ、急転直下、無理をしたら尾を引きそうなケガに見舞われました。

今日の14日目、結びの一番。2敗の鶴竜は3敗の稀勢の里と対戦。3敗は他に照ノ富士のみ。千秋楽は照ノ富士との対戦で相手は全治1カ月のケガを負って間もないですから、実質稀勢の里に勝てば優勝のようなものです。一人横綱として優勝は至上命題である鶴竜は、この稀勢の里戦は勝ちたかったのでしょう、立ち合いで右に変化するという、横綱としてはあまり褒められたものではない作戦に出ます。しかし、立ち合い不成立。場内は、異様な空気。仕切り直しで2回目の立ち合い。なんとここでも変化をし、稀勢の里に勝ちました。

勝てばなんでもいいじゃないかという考え、横綱としての勝ち方があるだろ!という考え。これは分かれるところでしょう。両方が正しいと思いますので、私は別の考えをします。勝てばなんでもいいわけではないが、横綱としての勝ち方という表現とか漠然としてるよねという考えです。横綱としての勝ち方の定義としては、ドシッと構えて受けて立ち、盤石の相撲で勝つのがそれなんでしょう。その通りでしょうが、それは弱い相手に対して成立することです。正直、鶴竜は横綱と大関の間の実力で、稀勢の里はなんだかんだ日本人力士で最強です。言っても力量差はそんなありません。実力伯仲の相手に対し、余裕な勝ち方など果たしてできるのでしょうか。白鵬ならできると思いますが、初めて一人横綱の重圧に耐える鶴竜には厳しいと思った方がむしろ優しい見方のように感じます。暴論を言えば、白鵬だって横綱、大乃国だって横綱、双羽黒だって横綱ですから、その全員にそういうのを求めてきたんですかと思うわけです。鶴竜の変化押しは仕方ないと思ってます。

一方で、自分のことしか考えられない余裕のない横綱では相撲人気は保てないというのも事実です。今日の相撲を見る限りでは、白鵬引退以降の相撲界が人気の維持にどう鶴竜が貢献できるか不安になりました。鶴竜自身、饒舌な人ではありませんし、サービス精神が旺盛とも思えません。相撲では余裕がなく、サービス面も期待できない。これではすぐに飽きられます。ここで、勝てばなんでもいいのか論が出てくるのです。せめて横綱としての勝ち方があるだろ。そう嘆くのは当然です。

ただ、去年の大相撲における優勝の過程を言える人ってどれくらいいるのでしょうか。マニアぐらいしかそんなもんは言えません。要するに記録として残る優勝力士の名前と、旋風を起こした力士ぐらいしか記憶には残らず、変化2連発で勝ったとかすぐに忘れ去られるのです。ということは、今回の鶴竜の取り組みなんて1年後、下手すれば半年後には忘れられるでしょう。残るのは優勝の事実のみです。来場所も同じことしたらわかりませんが、人間なんてのは忘れやすい生き物です。今回の取り組みに怒る人は多いでしょう。しかし、その怒り、来場所まで保てるでしょうか。勝てばなんでもいいわけではないが、横綱としての勝ち方という表現とか漠然としてるよねと思う理由はこういうところにあります。歴史が語り継ぐのは優勝の事実のみです。

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