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バイトとして塾講師をやってまして、かれこれ2年は同じ所で働いています。いろんなこと書いてるやつが塾の講師というのは意外に思われるかもしれませんが、性に合うんですよ。最近の若者と接するといろんな発見をしますしね。子供には子供の苦労があるとも言えるし、苦労を味わうことで成長するんだからもっと苦しめとも言いたいし。苦しめだけでは最低な人格を備えた男なので、その数百倍褒めますけど。
最近の個別塾で顕著なのは成績保証を売りにする塾。20点は確実に上げてみせますと。30点以下の子ならば+30点とか、50点以下ならば20点アップとか。親は飛びつきますよね。そして、この塾に入ったら点数は上がり、内申がよくなり、いい高校に入れると。ですが、すべては子供の意思1つ。教え方どうこうの問題ではないんですよね。
やる気を出させるために、そして、挫折感を取り除くために、ちょっとしたことでもいいので、褒めてあげる。僕はそういうことを実践してます。それはノープレッシャーだからできるわけで、成績保証なんてつけられたら、点数の話しかしないかもしれない。子供って1点でも成績が上がればうれしいもんですよ。確かに悠長なことかもしれませんが、お世辞であれ、なんであれ、子供のやる気を出させることがすべて。次は頑張ろうと思わせることが大事なんです。
僕はよく指導法で、他の先生から甘いだのなんだの言われますが、点数さえ上げればいいんですよ。人間教育は親とか学校の仕事で、塾はそうじゃない。それが含まれるのなら、僕は一番の欠格者。自分がやられてきて言われてきて嫌だったこと、もしくはやってほしかったことを思い出し、教えてるわけです。スパルタで成長するのはある程度実力を持った人間。そんな人は自分でもやってくれますよ。20代そこそこの若者が10代半ばの子供に説教したって、意味はない。
誰も褒めないなら、僕が褒めよう。本当はものすごく短気でひねくれ者ですが、バイトでは気の長い、やさしいおじさんです。演じてるわけではないですよ?そんな性格ではないので。でもね、酒飲まなきゃやってられない感じになります。なんでもかんでも怒ってる方が楽だし、感情的に接する方が楽しいわな。子供受けも違うし。褒められても最近の子供は警戒するんでしょうかね。やさしいおじさん路線、辞めようかな・・・