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2月に行われた50周年記念番組。3夜に分けられて放送されましたが、今回はめちゃイケの視点に立ったバラエティ50年の歴史。今回思い知らされたことは、やっぱりベタが一番だということです。そういえば、たけしさんがおっしゃっていたことで、最近の若手芸人は頭がいいのか、いろいろネタが凝っている。だからかも知らないが、ベタなことを敬遠しちゃうみたいなニュアンスなことを言っていたのを覚えています。
25年前に爆笑をとった烏田カアで、今年の26時間テレビの中で一番面白かった場面を作ったたけしさん。そのベタが嫌だから、多くの芸人さんが脱却しようともがいている最中、ベタなことを堂々とやれて、それがめちゃくちゃ面白いんですからね。そこにはシュールなんてないし、わかりやすいし。お笑いに対して貪欲であり、少し安易だのなんだのとケチをつけることすらアホらしい空気。面白ければそれでいい。それって本当に大事なことだと思います。ネタに制限を加えることはいいこともある一方で、弊害も大きい。
僕なんかはどちらかというと、向こうの都合なんか考えずに、自分が面白いと思ったものを送りますから、読まれなきゃ読まれないで仕方ないと。熱いお笑い論なんて通用しないような気もしますしね。見てるお客さんはそんなのどうでもいいですから。最近のお笑いは言い方1つ。ベタベタなことを好む芸人さんってそんなにいらっしゃらない。あそこまでの錚々たるお化け番組が連発して出てきた中で、今あるのはめちゃイケぐらい。13年もやれば、仮に開局100周年、そこまでフジテレビが続くとも思っていませんが、歴史を振り返る時に伝説の番組として語り継がれる番組だと思います。ひょうきん族はもっと面白かったです。