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木村カエラ、そしてcapsuleの新曲をそれぞれ聞いてみました。2組に共通することは、今回もすばらしい曲をぶっこんでくれたことです。カエラさんの新曲「You bet!!」ですが、PVはL.drunkに構図が似ているような感じがします。爆笑問題の太田さんが、もしビートたけしがButterflyを歌ったらというモノマネを好んでされるなど、紅白でのButterfly効果が絶大な中での久しぶりに激しめな曲。緩急が絶妙でこれがいいんですよね。カエラさんが髪型を定めないところも。最終的にはどの髪型に落ち着くのか。いかに守らず攻め続けるかの象徴です。
capsuleの新曲は「Love or Lies」。棒立ちでサンドバッグのように音のパンチを連打されてる感覚をまた味わいました。神はいいものをたくさん作りますね。何がいいって、これを聞いた時にすぐ頭の中でイメージ映像が流れるところです。僕にはそういう感性はありませんが、振付をしたくなる曲もあれば、PVを作りたくなる曲もあるわけです。先ほどのカエラさんの新曲もそうですが、これもそんな感じ。芸術的感性はゼロですが、欲求はどうもあるようです。テクノの流れに乗らんとばかりに、いろんな方が出されますが、中田ヤスタカを上回るのはきつい。あと、Perfumeでさえいろいろ言われるのに、同じ路線で勝負したって結果は見えてます。Perfumeは曲もすばらしいですが、3人の人柄がにじみ出てる。浅漬けの知識で語るのもおこがましいけれども。いろんな要素が加わって成功したわけですよ。
Perfumeが世間で認知されたのはポリリズムの時から。それまでに名曲がわんさかあったから、他の曲も聞いてみようとなったときに火薬庫に火がついたような感じになるんです。それはcapsuleにも言える話。デビュー時から猛プッシュされて登場する歌手がいますけど、何曲かやってからでの猛プッシュでもいいと思うし、そっちの方が効果的。カエラさんみたいにデビュー時からブッ飛ばしている人ならいいですが。最初から売れる人なんてジャニーズぐらいですよ。ジワジワ系がいいんです。どこぞの音楽事務所とは相反する考えでしょうけど。