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代々木UNITで行われたねごとの初ワンマンライブに行ってきました。まず代官山駅周辺のおしゃれぶりに、田舎者代表の僕はやられました。ここで住みたい!と心の底から思いましたもんね。120円ケチって渋谷から歩いてくるやつには到底無理でしょうけど。
このライブハウスの情報があまりなく、正直心配になったので、ここでお知らせすると、この中に600人も入るスペースがあるの?ってくらい、入口は狭いです。500円払って階段下りて、物販コーナーの近くにトイレやロッカー。だいたい200個ぐらいなのかなと。大きさはZeppTokyoレベル。要は小さいということです。まぁでも、1泊程度の荷物なら大丈夫でしょう。それでまた階段を下りるとようやくステージ。その前にビールを飲むと。まぁでも、終わってからがいいですね。汗かきますから。
肝心の中身ですが、1時間20分程度でした。いつも3時間のライブを経験しているので時間にすれば短いですが、内容は充実してました。音源になってるのはミニアルバムの6曲だけなので、知らない曲も多くありましたが、ユーストリームでねごとが曲紹介をする番組を見ていたのでなんとかついていけました。ねごとはまだ歴史の浅いバンドですし、どういうお客さんが来てるのかと思ったら若い世代、GPF10で知った人たちなど男が8~8・5、女が1・5~2。女性率が低い気もしましたが、まぁこんなもんなのかと。
これだけ若い人がいればジッとしてる人が多いのかなと思っていたら、まぁ見事な圧縮の始まりですよ。僕は布団じゃないよ!というくらいの圧縮ぶり。おかげでボーカルの幸子さんやギターの瑞紀さん、ベースの佑さんまでちゃんと見れた。ドラムの小夜子さんは奥の方にいるので、なかなか見れませんでしたが、MC面で一番活躍してたのは小夜子さんでした。さすがは変態と書くと、お前はなんだということになりますが、そういう感じです(笑)
PerfumeもPerfumeでMCでぶっ飛んだことをして、ちょっと、ちょっとちょっと的な感じになりますが、ねごともぶっ飛んでました。ぶっ飛ぶというと表現悪いですが、バンドにありがちな、ライブ盛り上げていきましょー!みたいな暑苦しさもなく、頑張りますんで応援お願いします的なスタンスに、仕切り役がおらず、小夜子さん中心、もしくはベース、ギターが話ベタなど、会話がとっ散らかるというのがまたいい。一時期の春日さんのような、さんまさんレベルの回しができるなどと勘違いする人ってバンドの、特にボーカルに多いような気がしますが、そんなことはありませんでした。カエルの歌を合唱してほしいという小夜子さんの夢を実現することになり、600人が輪唱するというのは面白かったです。それでいてドラム姿がかっこいいとか、これはもう反則(笑)
ねごとの曲として特徴的なのは平野に突然山が現れたってくらい、急に曲調というか盛り上がりが生まれる。ギアを一気に入れましたという感じに。それがなかなかいい。たいていはアップテンポはアップテンポって初めからわかりますから。それがわからない。幸子さんはノドをやっちゃったようで大変な思いをされたようで、まぁ苦しそう。力むような歌ばかりですもん。ループぐらいですね、力まない曲といえば。この曲がかかった時のお客さんたち、もう覚醒しましたってくらいに大興奮。Perfumeでいうところのポリリズム。やはり世に出た代表曲はすごいなと。
Perfume以外では初めてライブを見に行き、その楽しさにやられてしまいました。いろんなライブハウスに行ってみたいなと。すごく若い気持ちでいられます。ポリリズム前にPerfumeはここでライブをやっていたのかと思うと不思議です。たった3年ですもんね。ねごとは2年でここまで来たと。どちらも伸びがすごい。ねごとみたいなバンドがプッシュされればいいんです。本物ですもん。2800円の価値は十二分にあったし、3500円でも大丈夫。着実に一歩ずつねごとはステップアップしてる。あと、この人たちの面白さを、誰かテレビのお偉いさんが気付けばいいと思う。特に小夜子さんね。彼女は最強のキャラです。ツッコミがいがあります。