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マイラーズカップはリーチザクラウンが勝ち、やはり適性はマイラーであったことを証明する形に。そうなってくると、橋口調教師が見誤ったのか、それをわかりつつも長いところを走らせたのかという疑問も出ますが、まぁそれはいいでしょう。安田記念はおそらく武豊騎手が乗ることになる。本当の真価がその時問われると。
皐月賞ですが、これだけ有力どころが揃い、半数以上の馬にチャンスがある戦国状態。去年は前がやりあって、追い込み馬が1~3着を独占。圧倒的1番人気だったロジユニヴァースは惨敗を喫するも、ダービーでは雪辱を晴らし、菊花賞が終わるまではどっちを重視すべきかわからないほど両極端な結果でした。もしくは、2年前のキャプテントゥーレのような逃げ切り勝ち。去年が去年だけにせめて1頭は前の馬が来るように思います。
しかし、何が何でも前でやりたい!という馬は見受けられません。ひょっとしたらアリゼオが行くのかもしれませんが、わざわざ標的になることを横山典弘騎手がするかどうか。また大外枠なので無理には行かないように思います。一方で前目で競馬する馬が多いので、ポジショニング争いは熾烈をきわめることになりそう。そうなれば、前でやりあうことが予想されます。行った行ったも想像できない。他方、有力馬同士が牽制し合ってそのままゴールインもありえる。騎手の腕に全てがかかってくることになりそうです。それと、馬場がいかんせん悪化傾向。中山開催も最終日。それに季節外れの雪や雨も影響している。要因が多く、それでいて実力伯仲。なかなか決めづらいですな。
ヴィクトワールピサが前日の1番人気。本来は武豊騎手が乗るはずでしたが、今回は岩田騎手が。弥生賞が重馬場開催だった影響がどこまで出てるか。ロジユニヴァースの場合、快勝した弥生賞はやや重。1989年以降馬場がやや重や重、不良であった弥生賞は過去6回。弥生賞を制し、皐月賞も勝ったのはアグネスタキオン1頭だけです。ナリタトップロードもメジロライアンも本番は3着。フジキセキは皐月賞出走が果たせず。勝ち馬でこの成績ですから、2着以下の成績は悲惨です。弥生賞4着だったアイネスフウジンが本番で2着、惨敗を喫したセイウンワンダーが本番で3着。89年、サクラホクトオーの弱点が発覚した弥生賞でも、不良馬場だった皐月賞でも3着だったアンシストリー。そう考えると、ヴィクトワールピサは考慮するとしても、エイシンアポロン、ダイワファルコンは消しということに。思い切って消してかないと、今回は大変です。
2番人気はローズキングダム。ここでのデータは朝日杯1着馬と皐月賞の相性です。朝日杯はマイルなので、不出走のケースが大変多く、過去23年の勝ち馬で皐月賞に出走したのが、13頭。1着2頭、2着1頭、3着3頭、着外7頭。連対を果たしたのはアイネスフウジン、ミホノブルボン、ナリタブライアン。いずれもダービーを勝ってます。4着5着というケースが多く目立ち、惨敗を喫するケースはあまりありませんでした。連対した3頭はいずれも1番人気でした。さぁ、どうなりますか。
2年前、データで勝負した時は、阪神か中山の2000メートル以上の芝で勝った馬を中心に勝負し、マイラーだと思ってたキャプテントゥーレにやられ、痛い目に遭いました。今年は、レッドスパークル、エイシンフラッシュ、ヴィクトワールピサ、レーヴドリアン、アリゼオの5頭。連対経験のあるエイシンアポロン、ヒルノダムールを入れれば7頭。このうち2勝挙げてるのは、エイシンフラッシュとヴィクトワールピサの2頭だけです。
僕は明日馬体重を見て予想をしようと思いますが、今のところはエイシンフラッシュが本命です。京成杯のレベルはそんなに高くないですし、去年の本命アーリーロブストも同じローテーションで、ハイペースに巻き込まれ惨敗。ですが、京成杯組が穴を開けるケースは何度もあります。エイシンの人気じゃない方、藤原厩舎の人気じゃない方、去年あたりからじゃない方芸人にもスポットが当たるようになりました。エイシンフラッシュ、地力勝負になるのだとすれば、この馬でしょう。