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07年から今まで好き勝手に書いてきているブログです。消したい記事もたくさんありますが、文章の拙さ含めてお楽しみください。
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塾講師として、8月は大忙しでした。去年の今頃はまるで干されたような扱いを受けましたが、塾長が変わってから急に風向きが変わったようです。ホストクラブみたいな塾で、あの先生かっこいいからとかなんとかで生徒が自由に決められる。決められるというか、友達単位でこういうとこに来ますから、軒並みそういうイケイケグループに持っていかれた。冷遇され、とにかくなんでも授業を引き受けようと思い、仕事を断らず、どんな思いをしても文句を言わないで頑張っていたら、いつのまにか大忙しの状況。ありがたいですな。

最近の子、ひょっとすれば僕たちの世代に向けた蔑称としてゆとり世代なんて言葉を使うやつがいます。最近の若者へのバッシングは今も昔も同じであり、下の世代を攻撃する人なんてどの時代にもいる。どの世代にも優秀な人がいれば、最低なやつもいる。テレビが出始めた時に、すでに大人だった人はテレビから何か悪影響を受けるのでは?と心のどこかで不安がり、子供に対してテレビを見せないような教育がおこなわれ、ゲームが出始めた時だって同様の教育が行われた。それがマンガ、パソコン、ケータイと何か出てくるたびに同じことが繰り返される。大して変わらんです、どの時代も。あんまり自分の世代を否定したくないから、下の世代を攻撃する。よくあることです。僕もそうですから。

長期的な傾向かもしれませんが、コミュニケーションに難がある生徒って多いです。何をもって難があるかといえば、場の空気を読めるかどうかなんですね。ここは喋る場面じゃないとか、話しかけられたら喋ろうとか、そういう単純なことです。巷で言われるKYってのは、結局自己中心的なもので、自分の思った通りにならないから騒いでるだけ。私、器小さいですと言ってるようなもんです。話しかけたら返答する。この基本すらできない子は案外います。

僕の受け持ってる子供がまさにそれ。授業の最後に雑談しても答えない、挨拶もしない、どこがわからないのかを問うてもクビをひねるだけ。半分やってくださいと言っても、全部やってしまう。何度説明しても、それをやろうとしない。教科書を見ても何も理解せず、ただひたすら間違ったことをやり、それをどれだけ指摘しても直さないなど、もうひどいです。これが僕だけなら、嫌われてるということなんですが、どの先生にも同じ。他の先生が怒っても改善しない。どれだけ怒られても平然としている彼を見て、怒ってもしょうがないなと思い、僕は怒らずにいるのですが、困ったもんです。

バカでもいいや!と思う子が増えたのも事実で、完全にヘキサゴンの影響。悪そうに見えないバカは誰も警戒しないから人気なだけ。この人は悪い人じゃないよと人は言うかもしれないが、そんなことはない。悪そうに見えなきゃなんでもいいのか。変な悪影響を与えられる方がよっぽど悪い。案外、人から嫌われてる人の方がいい人が多い。顔で損する得するもそうですが、コミュニケーションに長けてるかそうでないかで、相当変わります。ヘキサゴンで成功した人の多くは、とても明るいし、変な計算をしないし、とっても扱いやすい。暗くて、多少計算をし、扱いにくいやつなんて売れない。バカでもいいやと言うやつに限って、計算をするか、根性が腐ってるか。あと、変な自信を持ってる。かわいくもないのにかわいいと言い張る女の子とかね。僕みたいなブサイクはそういうのに敏感ですから(笑)

かといって、僕はバカな人が嫌いではない。身の丈に合った振る舞いをすればいいんです。大した知識もないのに政治を語る芸能人の方がタチ悪いです。僕もその傾向にあるので注意しないといけませんが。とにかくコミュニケーション能力は大事で、最低限の言葉のやり取りはできないといかん。小学生の時から徹底させることでもないので、中学時代からどんどん備えていけばいい。あとは最低限の知識ですね。義務教育レベルの学力があれば僕はいいと思う。ただ、そのレベルにも達しない子供もわんさかいます。それはある意味で親の育児ミスであり、自業自得。塾側の責任になるのは、講師のせいで数学や英語などが嫌いになること、もしくはやる気を削ぐ行為です。僕たちは生徒の穴を埋める作業を人力でやる。そりゃ限度がありますよ。琵琶湖をすべて埋立地にしろみたいな無理難題を言われたって困る。勉強へのやる気や学習意欲の喪失、知的探究心の欠如は確実に親の責任です。

とにかく詰め込め!派のオヤジも子供にはゆとりを!派のおばちゃんもぜひ考えてもらいたい。それもギャンブル。当たればでかい、しかし外れたら子供が負債を背負うことになる。勝算があるならそうすればいい。もしないのなら、知的探究心と学習意欲を身につけさせることだけを考え、いろんなことにチャレンジさせればいいんじゃないんですかね?親子鷹がどうにも嫌いなもんで、そういうゆがんだ意見を書かせてもらいました。親の夢をなぜ子供が背負わんといかんのでしょう。

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