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カーリングですが、何かチーム内に問題でも発生したのかと思ってしまうほどますます精彩を欠いていき、終わってみれば4連敗で終了し、結果は8位。前回は7位ですから1つ順位は下がりました。問題は順位ではなく、負け方にあります。前半戦の負け方はまだ希望があるというか、あともう少しのところで負けた感じがしましたが、負けるべくして負けた試合ばかり。飛躍のためには挫折は欠かせませんから、今回の経験はきっとチーム青森にとって大きなプラスになることは間違いありません。しかし、こうもあっさり負けたとなると、当面はチーム内でも多少はわだかまりがありそうな気もします。少なくとも最高のパフォーマンスではなかった。それを出すためにどうすればいいのか。
やはり経験の差なんでしょうね。他の国は40歳過ぎても現役としてプレイされてる方が多い。経験をそれだけ積んでらっしゃる。対してチーム青森はまだまだ若い。例えば結婚をし、出産などが重なればどうしても競技から離れてしまう。復帰するにも周りのアシストが必要となってくる。日本の場合、そういった環境整備が遅れているというかないというか。背負わされるものは大きいのに、背負うために必要な環境は誰も整備してくれない。それではどの競技においてもそうですが、なかなか本腰入れて強化なんてことはできません。
メンタル面の弱さを克服するには経験。経験を積ませるには遠征費などのお金が必要ですし、外国から腕利きのコーチを連れてくることも大切。ボトムアップな支援にはどうしても限界はあります。JOCが特別強化種目なるものを設け、もっと手厚い支援をする必要があると僕は考えます。メダルを獲るにはそこまでしないといかん。メダルはいいよ、選手が頑張ればそれでいいという流れがあれば話は別ですが。