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カーリング女子、今日はイギリスとの対戦。昨日はミスが目立ちましたが、ミスらしいミスもなく日本有利で進めていく中で、立ちはだかったのはイギリスのスキップ、19歳のミーアヘッド選手。この選手いるんだったら負けていいやと一瞬思うほどとてもかわいいし、美しい。外国人のアイドルが日本に来ては人気を得てるんだか得てないんだかわからない程度に活躍していますが、そんな人たちより数段上。それと何がすごいか。完璧なショットをいともたやすく決めていくんですよね。かわいいに、美しいにきれいにかっこいいまで加わる。女子走り高跳びのフリードリヒ選手も好きになって、一時期携帯の待ち受けにするほどでしたが、これはありますな。
日本の選手だって負けちゃいませんよ。正直トリノからバンクーバーまでは、本橋選手が出てきても、チヤホヤされちゃってまぁと思っていましたよ。今の心境は、そりゃかわいいもんという感じ。決めてくところは決めてくあたりもすばらしい。それを言うならば、目黒選手は最高。第9エンドのあのスーパーショットは伝説になるでしょう。最大のピンチから一転日本に勝利をもたらす唯一無二の1投になったわけですから。
一番この試合を見ていて誰しもが思ったこと。解説の方がまぁ興奮してるなと。こういう大会ではいるもんですが、それだけその競技に対する情熱が強いんですよね。解説をされているのは小林宏さん。小林さん、山中湖になんと自費でカーリング場を作られたそうで、お値段1億3000万円。長野オリンピックでは競技委員長を務められ、実はトリノでも解説を務めており、その時も今日みたいに絶叫する場面が。段々と解説という立場を忘れ、まるで監督のように指示したり、ちょっと強いなぁなどつぶやいたり、ああいう劇的な勝ち方をすれば何度もよーし!と言ったり、最終的には号泣。でもね、それでいいんですよ。
6年前のアジアカップの準決勝で、日本はバーレーンに大苦戦しながらも、最後は劇的な勝利を見せますが、その時の解説のセルジオ越後は勝ったー!勝ったー!と大興奮。普段辛口な分、こういう人が興奮して発した言葉は意外と重みがある。なので、解説者が出しゃばってまぁと思われる方もいるでしょうが、僕はそれくらい熱い想いを出すというのはすばらしいことだと思います。カーリングの面白さを一生懸命伝えようという小林さんの熱意は確実に日本全体に伝わっています。小林さんのブログのコメントは、つい数日前まで数件だったのに、最新記事では数100件。次に号泣するとしたら、準決勝進出のシーンでしょうか。メダル獲ったらどうなっちゃうのか。というより、チーム青森をこれからも応援します。イギリスも準決勝で日本に当たるぐらいに頑張ってほしい。動機は不純ですが。